物流会社の教科書S

日本物流開発の教科書、

その9“出庫業務フロー”(荷物の引き渡し)・・・1.引き渡しのポイント

 

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フロー図、赤枠部分がこのフローの中で最も重要とされている事項です。

即ち、キーポイント、またの名をキーコントロールと呼びます。

 

 

 

 

 

 

●「積み残し」や「積み間違い」を確認する

荷物の引き渡しにおいて確認すべきポイントは、「積み残し」と「積み間違い」です。

「積み残し」は最も基本的な確認ポイントですが、これは積込み時に数量を確認し、

出庫エリアに荷物が残っていないかをしっかり確認することが大切です。

「積み間違い」は、出庫カンバンをつけることでほとんど防ぐことができますので、

徹底してください。また宅配便の引き渡しでは、

出庫予定数と実際に積み込んだ数量の確認を必ず行ってください。

もう一つ、積み残しと積み間違いを発見するために大切なのは、

「作業現場全体を意識する」ことです。「ここにあったはずの荷物がなくなっている」など、

作業現場全体を意識することができていると、ミスの未然防止や早期発見が可能になります。

作業現場全体に興味・関心を持ち、日々の業務に取り組んでください。

 

●引渡しの際のポイント

荷物を引渡す際、配送供給者に対しては、「顧客特性」「物品特性」「運行指示」を伝えます。

基本的には「運行指示書」に沿って説明をしますが、

担当するドライバーがしっかり読み込んで理解してくれるとは限りません。

宅配便の必着要請や、壊れもの・天地無用の注意など、

顧客や物品の特性をしっかり理解した上で口頭でもきちんと伝え、

理解を得られたかどうかまで念入りに確認をしてください。また引渡しの際は、

「個人情報や貴重品の取り扱い」にも気を配る必要があります。

例えば絵符が部外者の目に触れる可能性がある場合、

シートをかけるなどの処置をする必要があります。PMSの規定に沿って対処してください。

有価証券等の貴重品は供給者が着車してから出庫エリアに持って行くようにしてください。

もう一点、出庫は正確さと同時に「スピード」も重要な業務です。

供給者が積みやすいように協力する、

出庫が確定している荷物は早めに出庫エリアに持って行くことなどを意識し、

適切な時間内に終了できるよう努力してください。

 

●渡すべき書類や支払いについて

配送供給者への荷物引き渡し完了後は、

その証明として「受け渡し受領書」に捺印をもらいます。

これがないと、万が一あとから受け取っていないなどと言われたときに、

証明するものが何もない状態になってしまいます。また郵便の場合は、

その場で現金を支払う必要があります。

予定金額と実際の金額が合っているかを確認し、

支払が終わったら忘れずに領収書をもらってください。

領収書に記載されている金額も、しっかり確認することが必要です。