物流会社の教科書R

日本物流開発の教科書、

その8“作業現場フロー”・・・6.出庫検品(仕分けのポイント)

 

作業現場フロー.jpg

 

 

  フロー図、赤枠部分がこのフローの中で最も重要とされている事項です。

 即ち、キーポイント、またの名をキーコントロールと呼びます。

 

 

 

 

●「出庫日」と「発送便種」が仕分けの観点

作業現場の最後のプロセスは、出庫判断。

当然ですがここでミスを犯すと物品は正しく届かず、大きな問題となります。

物品ごとに正確に、仕分けをする必要があります。

仕分けのポイントは2つ、「出庫日」と「発送便種」です。

現場で作業が終わった物品は、本日出庫するのかしないのか、

しないとしたらいつ出庫するのか、

これらを明確にするために出庫日ごとに仕分けをする必要があります。

そして次に、どの便種で発送するかで仕分けをします。佐川急便などは地域によって、

「本線」と「ローカル」に仕分けするよう依頼されることがあります。

つまり供給者によっても仕分けのルールは異なってきますので、

事前にしっかり理解をした上で取り組んでください。

 

●「出庫カンバン」を正しくつける

仕分けができたら出庫日と発送便種が誰にでもわかるよう、

荷物ごとに「出庫カンバン」をつけます。

出庫カンバンがついていないものは仕掛かり品と見なされ、

その日の出庫がされません。伝票や作業指示書をもとに判断し、

作業が終わって出庫日が決まっているにも関わらず出庫カンバンがついていないものを

見つけた場合は、すぐに報告・確認して正しい対応をしてください。

 

●出庫エリアへの移動時にも瑕疵やミスを確認

その日に出庫する荷物は出庫エリアに移動します。

移動は新たな瑕疵が生じないよう、慎重に行います。

もし移動中に外装の瑕疵を発見したり、瑕疵を生じさせてしまった場合には、

出庫エリアに置いてはいけません。すぐに担当者へ報告を上げることが必要です。

また作業時に見つけられなかったミスを、ここで発見できる場合があります。

例えば荷物に白いシールが貼られている中、1つだけ貼られていないものがあったとしたら

「ミスではないか」とうたがう必要があります。ミスらしきものが見つかった場合にも、

必ず作業指示書を確認したり、担当者への確認をとったりすることを忘れないでください。