物流会社の教科書K

日本物流開発の教科書、その7“入庫フロー”・・・第1回

フロー図、赤枠部分がこのフローの中で最も重要とされている事項です。

即ち、キーポイント、またの名をキーコントロールと呼びます。

 

入庫フロー.jpg

 

 F入庫フロー(検品) − 1.入庫時の検品ポイント

<キーポイント>
●「納品書とのつけあわせ」と「仕分け」

●「正確さ」だけでなく、「速さ」も重要

●担当以外の業務にも興味・関心をもとう

 

●「納品書とのつけあわせ」と「仕分け」

物品の入庫時には、「納品書とのつけあわせ」と「仕分け」をする必要があります。

まずは納品書の記載に該当する入庫物品を、つけあわせて確認することから始まります。

当社は混載便で入庫されるケースが多いのですが、担当するドライバーによっては

つけあわせをまったく意識せずに荷降ろしをされたり、

納品書も1つの束で渡されたりすることがあります。

つけあわせ作業の後は、仕分け作業を行います。

具体的には「顧客からの依頼物品」なのか、「返品や不着扱いの物品」なのか、

「当社の購買品」なのかを確認します。

そして顧客からの依頼物品であれば倉庫の何階で作業をするものなのか、

返品や不着扱いの物品であればどの担当者がどんな対応をするべきなのか等を

考えながら分類していきます。

 

●「正確さ」だけでなく、「速さ」も重要

入庫時の検品でもっとも重要なのは、「正確さ」です。物品には類似品も多く、

種別の判断力が求められます。また分納や入り数違いもあるため、

数量の確認力も求められます。

時には他の営業所あての物品が届いてしまうケースもありますので、

「正しいはずだ」と思いこまずに「うたがいの目」ももって検品に取り組んでください。

ここでミスがあるとその後全てのフローに影響し、顧客に迷惑をかけることになります。

また正確さとともに、「速さ」も重要になります。

入庫物品の中には、その後すぐ必要になるものもあります。

入庫時の検品で時間がかかってしまうと、その後の作業に影響をおよぼすことになるのです。

当社は物流業界において「正確さと早さ」を売りにしています。

その実現は、入庫時からはじまっているのです。

 

●担当以外の業務にも興味・関心をもとう

入庫時の検品をスムーズに進めるためのポイント。

それは、「自分が担当している業務以外にも興味・関心をもつこと」です。

例えば仕分けに際しては、「この物品は何の業務分の入庫なのか」を

イメージできるかどうかが正確さと速さを左右します。

社内では今どんな顧客と取引があり、どんな業務が動いていているのか。

その担当者は誰で、緊急度はどの程度なのか等々、

周囲のことに常に興味・関心をもって仕事に取り組んでください。

それは商談シーンにおける「実績例示」の引き出しにもなり、

仕事レベル全体の向上にもつながるのです。

 

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