物流会社の教科書I

日本物流開発の教科書、その4“作業データの加工フロー”・・・第2回

フロー図、赤枠部分がこのフローの中で最も重要とされている事項です。

即ち、キーポイント、またの名をキーコントロールと呼びます。

 

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C作業データの加工フロー(確認) − 2.考慮すべき外的要因


●納期や便種選択に影響を与える外的要因

●例えばこんなことが想定できる

●ポイントは情報の「アンテナ」と「発信」

 

●納期や便種選択に影響を与える外的要因

作業データで確認すべきポイントは、実は「入力・加工時のミス」だけではありません。

物流というサービスは、現実社会の変化と密接に関係しています。

よって「社会情勢」や「自然・環境情報」などが、

納期や便種選択に影響を与える可能性があるのです。

 

●例えばこんなことが想定できる

例えば「地震によって高速道路が崩壊した」「地域の大きなイベントで道路が異常に渋滞する」

などが想定される場合、データ入力されている便種や納期に疑問を持つ必要があります。

また昨今の「高速道路低価格化」の流れのなかで、週末の渋滞傾向にも変化が見られます。

さらには海外への輸送において、イラクやアフガニスタンのような紛争地域、

北朝鮮やミャンマーのような社会情勢が不安定な地域については

考慮すべき要素が増えてきます。

当社の社員はこのような外的要因も念頭に置きながら、

作業データの確認にのぞんでほしいと思います。

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●ポイントは情報の「アンテナ」と「発信」

ではどうすればそういった「社会情勢」や「自然・環境情報」

などの外的要因を念頭に置くことができるのか。

ベストな手段は、新聞やテレビ、インターネットのニュースから情報収集することです。

しかし情報があふれかえる世の中で、同じ量の情報に触れても吸収できるレベルは

個人差があります。その差を生み出しているのは、情報への「アンテナ」です。

目の前の日常だけでなく、世の中の変化に興味・関心を持つ。

単純ですが、その意識を持つだけで、情報の吸収レベルは上がるのです。

もう一つ重要なことがあります。それは、情報を「発信」することです。

「そう言えば○○地区は、大雨が降って大変らしいね」など

休憩時間や朝礼などの時間で積極的に情報発信するように意識ください。

情報に対して一人一人の「アンテナ」が立ち、「発信」の量が増えれば、

組織全体の情報収集力は高まります。 そしてそれは小さな積み重ねながら、

「一社会人としての成長」にもつながるテーマであるのです。

 

続くるんるん

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