物流会社の教科書E

日本物流開発の教科書、その3“作業指示の受領及び確認フロー”・・・第1回

フロー図、赤枠部分がこのフローの中で最も重要とされている事項です。

即ち、キーポイント、またの名をキーコントロールと呼びます。

 

業務フローB-2.jpg

B作業指示の受領及び確認フロー(データの確認)

1.作業指示の確認すべきポイント

 

【キーポイント】
●確認すべきは「5W1H」

●数字にあらわれない「顧客特性」までを理解する

●「機密情報」の判断ポイント

 

 

●確認すべきは「5W1H」

このフローの目的は、顧客の指示内容を正しく理解すること、

発送までの作業に必要なデータを顧客から受領することです。

そのために確認すべきポイントは、「どんな顧客が(Who)」「なぜ(Why)」「何を(What)」

「どこに(Where)」「いつ(When)」「どのように(How)」という、いわゆる「5W1H」となります。

「何を」「どこに」「いつ」「どのように」の4つについては、そもそも確認しないことには

仕事を進めることができませんので、その「正確さ」がポイントとなります。

ホスピタリティを大切にする当社としては「どんな顧客が」「なぜ」という

本質的な側面にまで理解・確認の幅を広げてほしいと思います。

 

●数字にあらわれない「顧客特性」までを理解する

「どんな顧客が」、「なぜ」という本質的な側面まで理解・確認するということは、

「顧客特性」を理解するということです。その顧客は何を重視しているのか。

基本的には「美しさ」「価格」「時間」という3つの要素のバランスを

把握することがポイントとなります。

「包装や梱包はそれほど美しくなくてよいので、安く、早くお願いしたい」という顧客もいれば

「多少お金と時間がかかってもよいので、とにかく見た目を美しくお願いしたい」

という顧客もいます。「ホスピタリティ」とは、自己満足の追及ではありません。

作業指示の確認においても顧客の立場に立ち、数字にあらわれない

「顧客特性」までを理解することが、当社の社員として求められることになります。

 

●「機密情報」の判断ポイント

個人情報、お客様の利益を損なう可能性がある情報、その結果として第三者に

利益をもたらしてしまう可能性がある情報を総合的に「機密情報」として扱います。

例えば名前、住所などの「個人情報」、何を買ったのかという「購買情報」などは、

その典型的な例となります。

個別発送の場合は、基本的にそこにまつわる情報の全てが機密情報となります。

また顧客の新規事業、新商品などにまつわる情報も、顧客の利益を損なう可能性が

あるため機密情報となります。機密情報の漏えいは「信頼を損ねる」というレベルを超え、

企業としての存続問題にまで発展する恐れのあるものです。

十分な注意を払って取り扱ってください。

 

続くぴかぴか(新しい)

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