物流の基礎知識VOL4(運送会社の送り状)

こんにちはー物流博士NCです。 SAYU天才クン2

「絶対、誰にでも解る!超カンタン物流の基礎知識」第4回目です。

前回、「情報加工」は下記の3つに分類出来ると説明をさせて頂きました。
今回はこの3つを更に掘り下げて行きたいと思います。
@配送用帳票の作成(送り状、絵付、宛名シール等)
A物品用帳票の作成(納品書、取扱説明書、挨拶状等)
B作業補助ツールの作成(ピッキングリスト、員数表、仕様書等)

先ずは@からです。
「送り状」とは配送伝票のことで、又の名を親伝と言います。注@
「絵付」(エフ)とは配送用宛名シールのことで又の名を子伝と言います。注@
「宛名シール」とは主に郵便やメール便用の住所シールのことを指します。
この3つ帳票の用途は指定された場所に荷物を届ける為、
基本、品物に貼付して使用します。
この中で「送り状」は受領印を頂く機能が付加されています。
この「送り状」は運送会社さんによって形態が異なるのは勿論のこと、
同じ運送会社さんでも運送手段によって形態が異なるものも結構多いんですよ。
そこで今回は主要な運送会社さんの送り状サンプルを作成しましたので
特徴やメリット、デメリットを説明させて頂きますね!

封入式.jpg

 ↑

こちらは佐川急便さんの汎用版の送り状で封入式と呼ばれています。
汎用のシステムから印字することができます。
この封入式伝票のメリットはレイアウトが簡単、文字数を多くとれる、
複数のパソコンで作成が可能、手書きが可能等です。
デメリットはドットプリンターで印字をする為、印字速度が遅い、
控えや金券を取り外す手間がかかる、複数個口の場合別途子伝が必要(注@
着払いや代引きの時は送り状を差し替える必要がある。
ドライバーさんが届け先コードを手書きする。
荷物を重ねた時に破れる可能性がある等が上げられます。
あと6枚複写ですからエコじゃないかな!?

 

e秘伝2.jpg

 

e飛伝1.jpg

 

こちらは佐川急便さんの専用送り状システムでe飛伝といいます。
このe飛伝のメリットはサーマル式(注Aなので印字速度が速い
同じくサーマル式なのでトナーやインクリボン代が不要、
複数個口の場合でも子伝が一緒に出力される。
控えや受領書等が一体化されているので剥がしたり取ったりの作業がない、
便種やサービスによって伝票を変えなくてよい、
ドライバーさんが届け先コードを手書きしなくてよい、
封入式と比較した場合、紙の量が少ないからエコかな?
デメリットはレイアウトと文字数に制限があるので長い名前の会社さんだと
全部入りきらないことがある。
荷物発送後佐川急便さんに確定データを送信する為、
送信後の取り消しや変更に手間がかかる。
専用のパソコンでしか出来ない。
壊れた時に自分たちでは直すことが出来ない等です。

日本物流開発での使用割合はe飛伝が90%、封入式が約10%です。
むかしむかしは手で書いていたんですよね!
その頃を考えると本当に便利になりましたね!

と調子が出て来たので次ぎに行きたいところですが
チョット長くなりすぎマスターなので今回はここ迄とさせて頂きます。

次回はヤマトさんの伝票分析、行かせて頂きます!

注@ 3個の荷物を同じところへ送る場合、
   受領印を貰う為の親伝が1枚と宛名が分かる子伝が2枚必要となります。
   又、昔の話で恐縮ですが直接荷物に住所書いていた物もありましたよね!
   あっ! 郵便は今でも直接書いてましたね、

注A サーマル式とは感熱転写のことです。
   特殊な紙に熱で印字します。
   時間がたつと消えてくるデメリットがあります。

続く 虹

前のページへ